
まず、ざっとアウトラインをご紹介します。
- 妊娠中は保育園見学はしなかった(新型コロナの影響)
- 産後に保活を開始(2021年1月~10月)
- 区役所の保育コンシェルジュさんと3回面談
- 約20園を見学(認可18園、認可外2園)
- 認可保育園15園申し込み
- 第2希望の公立保育園に決定
保育コンシェルジュさんとの面談

私の区の保育コンシェルジュさんは、区立保育園の元園長先生でした。地域の保活情報、認可・認可外の各保育園の情報に精通されており、とっても頼りになる存在です。
私が保育コンシェルジュさんとお話ししたこと。
- 保育園の制度、点数の算定方法の確認
- 保育園の志望順位で駆け引きがあるか
- 各認可保育園、認可外保育園の特徴・印象
コロナ禍で保育園見学ができない園が多くあったため、保育園のプロから見た目線で各保育園の特徴・印象を伺いました。立場上、各保育園の悪口は言わないけど、うまく濁して色々教えていただきました(笑)。また、過去数年間で点数が低い保育園、監査、第三者評価で気になった点があれば、さりげなく質問しました。
保育コンシェルジュさんと話すために区役所に2回訪問し、支援センターでのイベントに1回参加し、計3回保育コンシェルジュさんとお話ししました。
オンラインのランキングは信用できない
保育園の口コミサイトのランキング。保育園見学を終えた後に見ると、自分の印象と全然違う…!
「この保育園は安全面がかなり不安…第三者評価も安全面が異様に低い…」という保育園がランキング上位に。
一方で、先生方がしっかりしていて丁寧な保育をされており保護者間でも評判の良い保育園が、低い順位になっていたり…。
オンラインの情報を信じすぎるのは、考えものです。
アクセスの悪い園は保育力が高くても人気が下がる?
1次募集の結果が公表された後に、1次で埋まらなかった枠が2次募集として公表されます。
私の地域(都心)では、アクセス重視の方が多いようで、駅近・都心方面の保育園は1次募集で全て埋まっていました。アクセスは良いが、「可能な限り避けたいけど、背に腹は代えられない」「悪くはないけど、優先順位は低い」という保育園も1次募集で埋まっていました。
一方で我が家が見学をした20園の中で断トツで「先生・環境ともに素晴らしく、子どもにも親にも優しい、素晴らしい保育園」が2次募集にかかっていました。我が家から徒歩20分近くかかるため、距離の問題で順位を落としました(徒歩10分圏内なら第一希望に書いたよ)。余り物には福があるとは、まさにこのこと…。
我が家は距離は非常に大事だけれど、それと同じくらい保育の質も重視したいと思っていました。家庭ごとに重視するポイントは違いますが、全体的な傾向としてアクセス重視にかなり偏っていることが推測されました。
我が家の保育園選び
我が家はアクセスとともに、保育の質も重視していました。
認可保育園18園を見学し、15希望まで記載しました。記載しなかった3園は、徒歩25分以上かかる距離の問題(2園)、安全面(1園)が理由です。

第一希望
- 徒歩1分の私立保育園(住居内マンションにあり)
- 園庭はない、大きな公園・マンション庭園が隣接
- 担任制
- 保育が丁寧
園庭はないものの、先生方がしっかりされていて、アクセスも申し分ありません!我が家の周辺では、唯一の認可保育園で人気です。
第二希望
- 徒歩13分の公立保育園
- 園庭,大きなプール。隣に大きな公園。
- 保育が丁寧
- 安全面は申し分ない
保育の質が良い。私の地域の公立保育園は「ここまでやるの?」というレベルで安全対策が徹底されています。環境も申し分ありません。第三者評価も抜群に良い。アクセスは、会社と逆方面で、家からも歩くため悪い。とはいえ保育力を優先して、2番目に記載。

やっぱりみんなアクセス重視なのかな…?
ちなみに保育の質の面では、環境よりも先生方を重視していました。
これから保活する人へのアドバイス

新型コロナウイルスの感染状況により、保育園見学NGとなる期間が出てきます。2022年4月入園に向けた保育園見学の場合、2021年10月1日に見学解禁となった保育園が半数ほどあり、2021年11月上旬に保育園申し込みと、かなり慌ただしい保活スケジュールとなりました。
私は2021年1月から感染状況を踏まえながら、出来る範囲で保育園見学を進めて、2021年9月までに半分ほどの保育園見学を終えていたので、慌てずに済みました。10月1日から見学をした方々は、スケジュール調整がかなり大変な様子でした。保育園側も見学日程・人数を絞って実施しているため、見学できない園もあったようです。
なお、保育園見学のOK/NG判断は、市区町村・全国私立保育連盟等の方針を踏まえた上で、各保育園で判断されているようでした。
保育園により方針が異なり「園舎には入れないが園庭からの見学なら可」「質問のみ受け付け」「参考資料を配布」など色々な方法で保育園見学を実施していますので、まずは各園に問い合わせてみるのがおすすめ。
感染症流行下の保活は、色々と悩ましい部分が多いのですが、焦りすぎず、不安があるなら無理をせず、自分にとって良いタイミングで少しずつでも進めていくことをオススメします。
なお、私は予定していた妊娠中は保育園見学をすることができず(新型コロナの影響で里帰りを早めた)、出産を終えた後に保育園見学を開始しました。
