2018年の終わりころから始めた「つみたてNISA」は,2019年に楽天ポイントを活用して本格的に積み立て開始しました。
2019年の実績は,下記記事にまとめています。購入額の約30%が楽天ポイントでした。楽天ポイント活用、ばかになりません…!
http://nana7-ol.com/2019/12/30/post-150/
というわけで,2020年も楽天ポイントはつみたてNISA購入に充てて,投資金額の抑制を行いました。
今年は楽天カードでの支払い設定を追加することで,楽天ポイントをいただきつつ,その楽天ポイントを活用して投資信託を購入するという循環もまわしました。
2020年は毎月の購入実績と楽天ポイントの割合をまとめていこうと思います。なお,夫分は含まず,妻Nana分のみです。
銘柄選定
2020年は「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を継続購入していくことにしました。選定理由は,主に3つ。
- 2019年度の成績が良かったこと
- ファンドの管理費用が安定して安いこと
- 管理費用の値下げが定期的に行われていること
積み立て設定
まず,実際の積み立て設定を紹介する前に…Nanaが楽天証券でつみたてNISAを行っている理由は2つあります。
- 楽天ポイントを活用して投資信託の購入が可能(証券口座引き落とし設定にする必要あり)
- 楽天カードで投資信託の購入が可能(=楽天ポイントが1%還元される)
楽天カード1%還元分は考え方によっては,その時点で利回り確定と見なすことも可能です。年利3%が目標であれば,楽天カード使用をしている時点で1%は確定,さらに年利3%が上乗せされれば,トータルの年利4%になります。結構大きいです。
楽天証券を選んだ2つの特徴をフル活用するために,各銘柄を証券口座引き落とし(現金払い,楽天ポイント使用可能)と楽天カード払いの2つの設定で購入しています。
<2020年1月~>
投資信託銘柄 | 証券口座引落し | クレジットカード払い |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 毎日 100円 | 毎月 17,000円 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 毎月16日 500円 | 毎月 14,000円 |
昨年の楽天ポイント活用実績は,月平均2,650ポイント使用でした。なので,2020年も毎月2500ポイントを使用すると仮定しました。証券口座引落分は,1月あたり20営業日として8資産均等型2000円(100円×20日)+米国株式(S&P500)に500円(毎月16日に500円)に設定し,月の購入額を約2500円を目標にしています。
米国株式(S&P)の証券口座引き落としを500円設定にしている理由は,SPU+1倍(スーパーポイントアッププログラム)目当てです。SPU該当の条件は3つあります
- 1ポイント以上利用する
- 1回500円分以上購入する
- 楽天スーパーポイントコースに設定する
一方で,バランス(8資産均等型)を毎日100円設定にしている理由ですが,楽天ポイントの付与タイミングって毎月一括ではなく,色々なタイミングで付与されます。なので,使えるポイントがあまりない日もあり,その場合は現金から支払うことになります。ポイント利用の機会損失を可能な限り防ぐために,毎日チマチマ購入する設定にしています。
楽天カード購入は,月31,000円分なので,毎月310ポイント付与される計算になります。
楽天カードによる投資信託の購入は毎月5万円,年間60万円が上限です(つみたてNISA口座に限らない)。一方,つみたてNISAの枠は年間40万円です。楽天カード支払いで40万円の枠を使い切りたい場合は,毎月33,333円を楽天カードで購入する設定にすればOKです。ちなみに、クレジットカードの場合は毎月1日に積み立てになります。タイミングは選べません。
Nanaは証券口座引き落とし(楽天ポイント活用)で毎月約2500円分を購入することにしているので,ざっくり31,000円分をカード支払いにすることで,つみたてNISAの40万円の枠を使い切る設定にしています。
今後,様子を見てカード払い分を減らす可能性はありますが,2020年1月時点ではこの設定。
積立金額を変更(2020年3月)
新型コロナウイルスの流行の影響で,米国株の基準価格が下がっていたので,eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の投資額を増額しました(毎月16日500円=>毎日300円,毎月14000円=>毎月15000円)。米国株式(S&P)の増額すると年間の投資額を超えてしまうため,バランス(8資産均等型)の投資額を減らして調整しました(毎月17000円=>毎月15000円)。
<2020年3月~>
投資信託銘柄 | 証券口座引落し | クレジットカード払い |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | 毎日 100円 | 毎月 15,000円 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 毎日 300円 | 毎月 15,000円 |
購入実績
2020年の購入実績を記載していきます。クレジットカード払い設定は2020年2月から開始のため,1月の購入額は少なめです。
購入総額 | 楽天ポイント使用 | ポイント比 | 備考 | |
1月 | 1,900 | 1,321 | 70% | 設定変更の関係で購入額少なめ |
2月 | 33,200 | 4,944 | 15% | |
3月 | 36,200 | 3,835 | 11% | コロナ禍で基準価格下がっていたので,米国株式の投資額を微増に変更 |
4月 | 38,800 | 3,687 | 10% | |
5月 | 31,600 | 2,705 | 8% | 夫の楽天カード使用率を上げ,私に付与されるポイントが減少 |
6月 | 33,300 | 2,081 | 6% | |
7月 | 32,400 | 1,791 | 6% | |
8月 | 32,800 | 928 | 3% | |
9月 | 32,600 | 3,799 | 12% | |
10月 | 33,700 | 4,832 | 14% | |
11月 | 31,400 | 7,113 | 28% | |
12月 | 32,900 | 4,814 | 15% | |
合計 | 370,800 | 41,850 | 11.3% |
Nanaのつぶやき
2020年は昨年2019年よりもつみたてNISAの投資金額を増やしました。2019年は楽天ポイント活用率が30%(31,795ポイント)と高めでした。2020年は全体の投資金額が増え、楽天ポイントの活用率11%(41,850ポイント)となりました。
楽天カード、楽天証券の利用により、2年間で投資信託73,645円分を無料で入手できたことになります。楽天ポイントを投資信託に全力投入すると、かなり大きなリターンになることがわかりました。
ちなみに今回の集計はNanaの証券口座のみ。夫名義でもつみたてNISAをし、楽天カード・楽天ポイントを利用しています。ほぼ私と似たような設定です。つまり、家計全体では、少なく見積もっても2年間で投資信託10万円以上は無料でゲットしていると思います。
今後も、メインカードは楽天を利用し、楽天の通常ポイントはつみたてNISAに全振りしていこうと思います(楽天ポイントを楽天カード支払いに使うのも良いと思いますが)。
参考情報
個別株が好きなnanaが、つみたてNISAで投資信託を購入したのは、夫の会社経由でFP無料相談に行って、やり手そうなおばさまと話したことがきっかけです。新婚時にライフプランシミュレーションを行いました。そのうえで、当時の資産を確認し、現金比率が高めでしたので、現金と投資の目標比率を決め、毎月一定額を投資に振り分けることに。管理が楽で税金でのメリットもある、「つみたてNISA」で投資信託を購入することにしました。
その後、投資信託の勉強をしました。3~4冊読みましたが、こちらの本が非常に分かりやすくて良かったです。投資信託の選び方、運用中に確認すると良いことなど、基本的なセオリーが記載されています。
FP相談は最近オンラインで実施し,印刷物を郵送で提供してくれる会社も増えてきたので、以前よりハードルが下がったと感じています。
我が家は妊娠を機に、再度ライフプランシミュレーションを行って、保険にも加入しました。加入した保険についても時間が許すときにブログに記載できればいいなあと思います。