
星野リゾートは星のや、界、OMO、リゾナーレなど様々なブランドがあります。リゾナーレは洗練されたデザインと豊富なアクティビティをそなえるリゾートホテルです。子どもも大人も楽しめるをコンセプトに作られています。リゾナーレ熱海は全室オーシャンビュー、熱海の山上に佇むリゾートです。
星野リゾート系列の中では比較的お安いものの、高級ホテルです。実際のお値段は公式サイトや楽天トラベルからチェックできます。
ベビースイートのお部屋
私は育休中の思い出に1歳の娘・夫と「リゾナーレ熱海」のベビースイートというお部屋に宿泊しました。
ベビースイートは「赤ちゃんとの快適な滞在に、全てが配されたスイート。ベビーグッズが常備されており、パパ・ママ・赤ちゃんまで快適にお過ごしいただける充実のお部屋です。」というコンセプト。

洋室・和室のある広々としたお部屋です。
和室にはお布団を敷くこともできます。我が家はベッドガードを追加してもらいました。
床は絨毯なのでヨチヨチ歩き+ハイハイの娘が転んでも安心。
広々スペースが嬉しいようで、動き回っていました。
手前のソファゾーンに子ども用のローチェア、奥のハイテーブルゾーンにハイチェアが置いてあります。
ベビーベッド、おむつ替え台もあります。
ハイチェアもうつってますね。
おむつ替え台には、ユニ・チャームのトイレに流せるおしりふきが用意されています。
和室にはおもちゃが。娘は手押し車と積み木にハマっていました。
絵本は洋室のソファコーナーにあります。
ソファーコーナー。ローチェアがあります。
テレビボードにはコーナーガードがついています。
キッチンも充実。写真では切れていますが、右手前に冷蔵庫があります。
哺乳瓶の洗浄・消毒グッズもしっかり用意されており、電子レンジ除菌ができます。調乳ポットもあります。
お風呂も絶景です。奥にバスタブ、手前がシャワーです。
ベビーソープ完備です。
0歳から使えるタイプの椅子も用意されていました。
清潔感のあるタオル。椅子の下にはピンチハンガーがあります。
玄関スペースも広々しています。ホテル側で新生児から使えるベビーカーが1台用意されていました。
手持ちのB型ベビーカーも置いてあるため、2台ベビーカーがありますが、それでも広々しています。
お部屋は至れり尽くせりです。
0歳、1歳児連れって荷物がものすごく多いのですが、ホテル側の設備が充実していると、ものすごく楽です。リゾナーレ熱海のベビールームは靴を脱いで上がり、絨毯で、スペースも広々、安心した作り、充実したアメニティです。
設備に関する情報はリゾナーレ熱海のHPでもご確認ください。
お食事(夜・朝)
ホテル内は「ビュッフェのもぐもぐ」「日本料理の花火」で食事ができます。リゾナーレ熱海は商店街などから離れた場所にあるため、ホテル内で食事をする方が多いです。
また、リゾナーレ熱海の宿泊層はほぼ子連れです。子連れだと少し肩身が狭い…?ということは一切ありません。
「花火」のディナーは予約がいっぱいだったので、夕食・朝食ともに「もぐもぐ」でビュッフェを楽しみました。
日本屈指のホテルニューオータニのSATSUKIの朝食ビュッフェも大満足でしたが、リゾナーレ熱海のビュッフェも非常に美味しい!SATSUKIと同程度に満足しました。子どもと一緒に行くなら、気兼ねなく快適に過ごせるリゾナーレ熱海を推します。
もぐもぐの夕食
夕食は電話で予約した際に、座席のタイプを指定して予約ができます。座席の種類は後述します。
座席に案内された後にすぐキッズプレートが届きます。

キッズプレート
うどん / ミルクパン
ミートボール/さつまいも/サラダチキン/ブロッコリー
リンゴジュース /バナナ/オレンジ
ビュッフェ会場のお食事を子どもに与えることもできます。離乳食も用意されています。
離乳食・キッズメニュー
お粥/かぼちゃピューレ/枝豆ピューレ/人参ピューレ
ミートボール/厚揚げの煮びたし/サケフレーク
娘は食わず嫌いの激しい1歳児だったので、キッズプレートはあまり食べず。
離乳食コーナーのかぼちゃピューレ、ビュッフェボードのヨーグルトをたくさん食べていました。
ライブキッチンで作られるお料理も非常に美味しい。特に「アジフライ」が人気有名です。
ちなみに丁寧に骨を取ってあるので、お子様にもどうぞ、とスタッフの方が言っていました。
お刺身は豊富で美味しかったです。
夜のフライドポテトは私のお気に入り。(朝メニューにもフライドポテトがありますが、別物だと思います)。
美味しいポテトをつまみながら、丁寧に入れられた生ビール!最高です!(アルコールは別料金)
スイーツの種類もしっかりあり、自由にパフェも作ることができます。子どもに人気でした。
お料理は非常に美味しいです。
朝食
朝食の座席はランダムで案内されます。
席についた後、すぐにキッズメニューが運ばれてきます。また、ビュッフェボードには離乳食が用意されていました。夕食と同じシステムで、親が楽できるよう配慮されています。
娘はかぼちゃパンと牛乳プリンを美味しそうに食べていました。
キッズメニュー
オレンジジュース/牛乳プリン/りんご/ポテトサラダ/フルーツデニッシュ/かぼちゃパン
離乳食のメニューは夕食と同じようなものだったと思います。
朝食も非常に充実しており、パンはすごーーく美味しいです。サイズが小さいので色々な種類が食べられるのも嬉しいポイント。
写真はほんの一部で、パンの種類は非常にたくさんあります。ベーグルサンド推しのようでした。
こちらはライブキッチンで頼めるもの。
オムレツ、海鮮ラーメン、鯛めしが用意されていました。全て美味しく、満足です。
夫は鯛めしを3杯も食べていました。
ベビーチェアと座席
子ども用の椅子はは、年齢に応じて2種類用意されています。
ベビーチェア、もしくは椅子の上にバンボのような椅子を設置する2パターンです。
ベビーチェアに立ち上がり防止ベルトはないので、我が家はベビーカーをテーブルに着ける形で食事をしました。
座席は2種類あります。「壁際の長方形のテーブル」と「円卓」です。夕食は予約時に希望を伝えることができます。朝食はランダムです。
我が家は娘を真ん中に座らせて、座席を移動する必要なく夫婦ともに娘のサポートができる円卓が楽でした。
ちなみにスタイは使い捨てのものが用意されています。
空いている時間帯
ディナーは19時以降が空いているようで、座席も好きな席を選ぶことができます。人が少ない環境でお食事したい場合は遅めの時間を予約するのもアリかも。我が家は予約が宿泊直前だったため、早めの時間は空いておらず19:20と遅めの予約になりました。ただ、18:45頃に「お席が空いたのでいつでもどうぞ」とお電話いただき、予定よりも早めに夕食を開始することができました。
朝食はオープン直後の7:00近辺は空いているという話をネットで見て、早めに行きました。待ち時間は殆どなくスムーズに座席につくことができました。空いているわけではなく、7:30頃には満席になっていたと思います。各家庭、子どものケアをしながらゆっくり食事を取るため、滞在時間は1時間ほど。2回転目は8時以降になります。
お食事はなくなる前に新しいものが運ばれており、常にきちんと並んでいるので、遅く行ったからモノがないというようなことはなく、その点は心配ありません。
0~1歳が遊べるスポット
リゾナーレ熱海の遊べるスポットはたくさんあり、0歳~小学校高学年まで様々な年齢層が楽しめるように設計されています。
森の空中基地「くすくす」へ向かう道。イースターの飾りつけがされています。
この先は階段になっているため、ベビーカーNGです。抱っこ紐をおすすめ。
空中基地のふもとは、可愛い椅子が並んでいます。フォトスポットです。
イースターの写真撮影用のお洋服・小道具は無料貸し出しされていました。
とてもかわいい写真が取れて大満足です。
空中基地くすくす。セルフで写真が取れるよう、スマホが設置できる三脚が置いてありました。
空中基地くすくすに登る階段は狭くて急です。高所恐怖症には怖い…。抱っこをしながら登り降りする場合、足元が見えず、私は娘を抱えて昇り降りすることはできませんでした。夫は大丈夫そうだったけど…。少なくとも抱っこ紐は持って行った方が良いかも。
私はフォトスポットでかなり満足したので、空中基地くすくすは娘がもう少し大きくなってからのお楽しみかな(笑)。
キッズルームには景色が良いボールプールがあります。
娘はボールプールがものすごく気に入っていました。
玩具は用意されていない環境で、取り合いになるようなことはないですし、ボールプールに集中していたので、娘を見守りやすい環境で有難かったです。
ボールプールと同じ部屋にボルダリングがあります。兄弟で同じ部屋で楽しめるのは良いポイントですね。
また、写真はありませんが、プールは人気のようでした。
プール近くには、おもちゃが置いてあるキッズルームもあります。娘がボールプールにハマったので我が家は利用しませんでしたが、充実した空間です。ただし、託児の利用者がいる場合は、使えないようです。
キッズルームと同じフロアには、絵本、工作を楽しめるスペースもあります。景色も非常に良いです。
また写真には写っていませんが、このスペース左側に高さのあるボルダリングがあります。
ソラノビーチは無料で利用できます。カフェメニューを利用するときはは支払いが必要です。
絵本や子どもの知育おもちゃ、大人向けの本がずらーーっとセンス良く並んでいて圧巻です。購入もでいます。
娘ははじめての砂浜の感触に指をもにょもにょ動かしていました。
コロナ対策で、手で砂に触るのは禁止されていました。
乳児向けのイベントは多くはないのですが、お部屋の中はもちろん、お部屋の空間も楽しんでいました。もう少し成長するとツアーに参加したり、工作を楽しんだりできます。
温泉
温泉は混雑状況をスマートフォンで確認することができます。
アメニティは髪をまとめるゴム、タオル、クレンジング~保湿剤など全て揃っているので、お着替えだけ持っていけば大丈夫です。
半露天風呂から見る熱海の景色、非常に美しいです。
ママの楽しみポイント

ソラノビーチは夜の時間帯は子どもの入室ができません。私は夫に娘の寝かしつけをお願いして、一人でお酒とスイーツをたしなみながら読書していました。夜時間は人は少なく、寝かしつけをパパにお願いしておひとり時間を満喫しているママが数名いらっしゃいました。
こんな素敵な雰囲気の中で。
お酒、スイーツ、読書。砂浜のサラサラ、ひんやりとした感触が非常に気持ちいい。

私がソラノビーチを満喫した後は、夫が一人で温泉(2回目)を満喫しに行っていました。私は朝5:00に起きて、夫と子どもが寝ているすきに温泉(2回目)を楽しみました。
その他、託児を利用してエステしたり、色んな楽しみ方ができるように思います。
ホテル内の売店

フロントがあるフロアに売店のレポートもしておきます。
あんまり大きくはない売店なのですが、品ぞろえはしっかりしています。
ベビー麦茶、哺乳瓶、ベビーフード(7~12ヶ月)、女児ショーツ、男児ブリーフ。ベビーフードの種類は限られているので、お気に入りのものがある場合は持ち込んだ方が安心です。
おむつ、メリーズが少量で販売されています。下段に冷却シート、ベビーオイル、日焼け止めもあります。おむつはいつも余分に持っていき、半分くらい持ち帰ってます…。売店に売っているなら、足りなければ買い足せばよいので良いですね。

ワーキングスペース
リゾナーレ熱海内にテレワークスペースも完備されています。
24時間OPENです。
景色がとても良いです。無料のコーヒーマシーンもあり。もともとBarスペースのようでした。少しタバコ臭いような感じ。
熱海駅からリゾナーレ熱海へのアクセス
熱海駅とリゾナーレ熱海は車で15分弱の距離です。リゾナーレ熱海が無料のマイクロバスを運行しています。
私が宿泊した際は、熱海駅からホテルまでは予約不要でした。ただし帰り(ホテル→熱海駅)は事前予約が必要です。
ベビー連れが知っておくべきPointまとめます。
ポイント
- 大きい手荷物は運転手さんに預ける
- ベビーカーは折りたたんで運転手さんに渡す
- ベビーシートはない状態で車に乗ることになる
- 大型バスではなく、座席間隔は狭い
マイクロバスにベビーシートはありません。乳幼児は大人が抱っこして乗車します。万が一の事故が起こった場合は安全面にかなり不安があります。抱っこ紐を使う必要がある場合は、手荷物に持っておいた方が良いでしょう。
行きのマイクロバス
2022年4月現在の情報によると、熱海駅発の時間は下記の通りです。
熱海駅発の時間
14:00/14:30/15:00/15:30/16:30
(最新情報はコチラから確認)
私が利用した14:00の便は人気で、バスに乗り切れない人もいました。乗り切れなかった家族にはタクシーチケットが配布されていました。
ただし公式HPでは「満席の場合は次のバスをご利用いただくこともあります。予めご了承くださいませ」と記載があるので、30分待つ可能性もありますね。
ちなみに雨の日でタクシーには行列ができていたので、マイクロバスに乗れなかったご家族は少し遅れての到着になったと思います。
帰りのマイクロバス
帰りのバスは事前予約が必要ですので、お忘れなきよう。
バスの予約を忘れたご家族は、タクシーを呼んでもらっていました。これはきっと自費です。
リゾナーレ星野発の時間
10:20/11:20/12:00/13:30
(最新情報はコチラから確認)
私は11:20のバスに乗りましたが、2家族のみでガラガラ、快適でした。早い時間は空いているのかも。ギリギリまで滞在したいご家族が多いからかもしれませんね。
後述
星野リゾートは子ども・大人どちらも楽しめる素晴らしいホテルでした。
通常のホテルは0~1歳が動き回るスペースがなく、ベッドの上で遊ばせるなど親がかなり疲れるのですが、リゾナーレ熱海のベビールームは非常に快適に過ごすことができました。とってもおすすめです!